雨水利用に関する様々な疑問・質問に専門家集団がお答えします!
身近なところから始められる雨水の利用法などもございますので、お気軽にご質問ください。
※「雨水利用に関するFAQ」資料提供:NPO法人雨水市民の会
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雨水を貯留または浸透させる施設の設置に対し助成制度を実施している自治体は、全国で266(2021年3月 国土交通省調べ)あります。 その中で、貯留施設(いわゆる雨水タンク)の設置に助成を行っている自治体は214あります。 […]
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用途により様々ですが、居住者1人当たり1トン(1000リットル)程度の貯留量を確保すると、幅広く利用できると言われています。 有効に利用するには、いつもたくさん溜まっている方がいいのですが、そうなると流出抑制の効果が薄れ […]
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利用可能です。浄化槽の汚泥等を除去し、内部を水洗い(場合によっては薬剤で消毒)します。その後、竪樋から雨水が流入するように加工すれば、充分利用できます。浄化槽の雨水タンクへの転用に助成金を出している自治体もあります。 た […]
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下水道料金は水道水の使用量から計算されますので、雨水を利用し、水道使用量が減れば下水道料金も少なくなるはず・・・と考えがちですが、これは間違った考え方ですので、ご注意を! 下水道料金は、いわば汚水処理費用です。水道水でも […]
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雨水タンクには必ず蓋をし、通気部分や開口部、ドレン管、オ-バ-フロ-管などには防虫網などを取り付けることで、発生をある程度抑えることができます。しかし、ボウフラを全く発生させないようにすることはほぼ不可能といえます。 銅 […]
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特に難しい管理はありません。取水装置部分に溜まった落ち葉などのゴミやタンクの底に沈殿した土砂などを定期的に清掃してください。また、屋根や雨樋に溜まった塵埃や落ち葉を定期的に掃除すると、雨水の水質向上につながります。
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凍結によるトラブルの多くは、雨水タンク内ではなく、配管や蛇口部分で発生します。 そのため露出した配管や蛇口部分の保温に十分配慮する必要があります。なお、寒冷地域では、建物内に雨水タンクを設置する、もしくは、凍結期間は雨水 […]
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トイレや洗濯などへ常時使用する場合は、貯留した雨水が少なくなってきたら上水が補給される、または簡単に浄水に切り替えられるように工夫しておくと便利です。その際は、法令に則った適切な配管方法を用いましょう。水道管と雨水給水管 […]
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東日本大震災後の調査から、貯留した雨水そのものには、ほぼ影響がないことが判りました。セシウムなどの放射性物質は、雨水に溶け込んでいるのではなく、ほとんどの場合、大気中の粉じんや泥、土に付着し、タンク底部に沈殿しているから […]
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もともと、雨水でも池の水でも、“水(H2O)”そのものは腐りません。 “水が腐る”とは、水中の有機物が栄養分となって、細菌等の活動が活発になり、有機物の分解や腐敗が進み、不快な臭いを放っているような状態をさしています。 […]