滋賀県では、平成26年3月に「滋賀県流域治水の推進に関する条例」を制定し、いかなる洪水にあっても人命を守り、床上浸水などの壊滅的な被害を回避することを目的に、「川の中の対策」に加え「川の外の対策」を行う流域治水に取り組んでいます。
「川の外の対策」の柱の一つとして、「ためる対策」すなわち雨水貯留浸透機能の確保があり、今回、『雨水貯留浸透機能の確保』をテーマに、流域治水シンポジウムを開催します。
今回のテーマに関連する国の政策として、平成26年5月1日に「雨水の利用の推進に関する法律」、同年7月1日に「水循環基本法」が施行され、河川、工業用水、農業用水等と分割して管理されてきた水資源を、統合して捉えようとする機運が盛り上がっているところです。
法、そして条例が施行されたことを機に、流域に雨水をため、利用する取り組みを推進する具体的方法ついて、参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います。是非ご来場ください。
《テーマ》
「しがの流域治水~ためる対策~流せば洪水、ためれば資源 みんなでためよう滋賀の水」
《日 時》
平成27年2月15日(日曜日)開会13時00分 閉会16時30分 (受付12時30分開始)
《場 所》
コラボしが21 3階大会議室(大津市打出浜2番1号)
《内 容》
講 演 「雨水って使えるの?~雨水貯留浸透の動向と雨水利用推進法について~」
公益社団法人雨水貯留浸透技術協会技術部第二部長 屋井裕幸さん
基調講演 「流域治水をいかに進めるか―福岡県樋井川流域のチャレンジと成果」
九州産業大学教授 山下三平さん
パネルディスカッション
九州産業大学 教授 山下三平さん
公益社団法人雨水貯留浸透技術協会 技術部第二部長 屋井裕幸さん
樋井川流域治水市民会議 代表 角銅久美子さん
(株)大建 代表取締役 松尾憲親さん
世田谷区役所土木計画課 主事 大澤睦司さん
碧いびわ湖 代表理事 村上悟さん
《定 員》
200名(参加無料・申し込み手続も不要です)