第13回 雨水ネットワーク 全国大会2021オンライン

雨水ネットワークは、雨を活かすことが当たり前の社会を実現するため2008 年に発足し、これまで全 国８地域で１２回の全国大会を開催してきました。これまでの全国大会においては、その時々の時代の要 請や開催地の特性に即し、雨水活用は勿論、水、雪、人、ものづくり、文化に関わる水循環、グリーンインフラ、 気候変動やSDGｓなど、様々な大会テーマを掲げてきましたが、どのテーマも根底には『雨を悪者（わるもの） や邪魔者として扱わない』という考え方がありました。

しかし、ここ数年、気候変動の影響により、雨による甚大な水害が全国各地で頻発しており、一般的には『雨 は、悪者、邪魔者』という印象が強くなっています。また、今後も、雨による水害や災害の頻発化・激甚 化が予想されており、新たな雨との付き合い方が必要となってきています。

そこで、今大会は、『雨は、恵み︖災い︖～これからの雨とのつきあい方～』をテーマとし、今一度、雨は“恵 み” なのか︖ “災い” なのか︖という問いに改めて向き合ってみようということとなりました。 是非、皆さんと改めて雨の恵みや災いについて考え、これからの雨とのつきあい方に繋げていけること を期待しています。